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●ある読者の方から以下の問い合わせがありました。
>いつも楽しみに拝見しております。
>資料作りにおいてPower Pointに写真を貼ったりExcel等からの貼り付けを
>行なった資料は容量が大きくメール転送も分けて送っています。作成時で
>の注意点や、貼り付けの仕方について よい方法があれば教えて下さい。
●確かに、これらのオブジェクトの取り扱いでファイルサイズが大きく変わってきますよね。私も1枚の画像ファイルをPowerPointに貼り付けただけで100KB程度のファイルが3MBにもなったことがあります。(^^;)
画像については、奥が深い世界なので、詳細な内容は、皆さんの方で調査ください。ここでは大まかなポイントだけをご説明いたします。
●まずPowerPointで画像ファイルを使用する場合の目的について整理します。
・できるだけ綺麗に表示されること
・できるだけ軽いこと(ファイルサイズが小さい)
●それで、結論からいうと以下の手順をとれば、上記の通り、綺麗で軽い画像ファイルを作成することが可能です。
・PowerPoint上でサイズ調整が必要のないサイズに編集する
・色数を落とす
・圧縮ファイル(jpg、gif)に変換する
・PowerPointで読み込む
これだけです。しかし、これらの手順をとる前に以下の知識が必要ですので、一つずつ解説します。
●1.ファイル形式
画像ファイルには、それぞれファイル形式があります。代表的なものは、bmp、jpg、gifで、それぞれ以下の特徴を持っています。
・bmp 非圧縮 1600万色 自然画、イラスト向き
・jpg 圧縮 1600万色 自然画向き
・gif 圧縮 256色 イラスト向き
Windowsに標準で添付される壁紙などの画像ファイルは、bmp形式です。一方、デジタルカメラなどで保存される形式は、ほとんどjpg形式です。gifは透過gifなど、背景を透明化できるため、インターネットなどで多く使用されている形式ですが256色しか表現できません。
そのため、小さい画像を求めるならbmpではなくjpgかgifがよく、美しく小さい画像を求めるならjpgになります。ちなみにWindowsに標準添付されていた「草原.bmp:1.4MB」をjpg(標準)に変換すると63KB、約1/22のサイズになりました。それでも見た目には全然、違和感がありません。
●2.色
画像ファイルは、それぞれ表現できる色数があります。bmpとjpgは、1600万色、gifは256色までしか表現できません。画像ファイルというのは、点の集合なのですが、その1つの点を何bitで表現するのかによって画像ファイルのサイズに影響してきます。
当然、表現できる色数が多くなるほど画像サイズも大きくなります。
なお、人間の目で認識できるのはせいぜい、1万色とのことなので、1600万色で保存するのは無駄な情報を保存していることになります。そのため、プレゼン資料の場合、画質にそれほどこだわることは少ないと思いますので、256色でも十分です。
ちなみに先の「草原.bmp:1.4MB 256色」を色数を落として16色で保存すると235KB、約1/6のサイズになりました。ただ、16色だとちょっと汚くて採用できないですね。(^^;)
●3.サイズ
サイズは、画像の縦横の長さです。こちらも当然、サイズが大きくなるほどファイルサイズも大きくなります。ちなみに「草原.bmp:幅8.2cm×高さ21.1cm:1,4MB」をサイズを小さくし、幅14.1cm×高さ10.5cmにすると352MB、約1/4のサイズになりました。
●まずは、この3点をご理解ください。それで実際の手順としては、先の通り、
・PowerPoint上でサイズ調整が必要ない解像度に編集する
・色数を落とす
・圧縮ファイル(jpg)に変換する
・PowerPointで読み込む
ということになります。ただ、これだけだと分かりにくいかと思いますので次号で、手順について更に詳しくご説明いたします。(^_^)/~
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